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ClearTypeやgdi++.dllを用いた日本語フォントレンダリング比較テスト

Windows XP上で、ClearTypeやgdi++.dllを用いて、フォントのレンダリングがどう変化するかテストしてみました。今回比較に用いたフォントはMS PゴシックIPA モナー PゴシックMS UI GothicIPA PゴシックメイリオVL Pゴシックの6種類です。

Windowsのフォントレンダラの実力

VL Pゴシックを用いてレンダリング比較を行ってみました。

上からVine Linux 4.1での表示、下3つはWindowsでそれぞれgdi++無・ClerType無(標準)、gdi++無・ClerType有、gdi++有・ClerType有での表示。標準状態ではまずまずのレンダリングですが、標準状態からClear Typeを有にすると文字の太さがばらばらになり、きたない表示になっていることが分かります。gdi++を有効にすることで、画像ではわかりにくいですが標準より若干品質が向上し、Linuxと遜色のないレンダリングがされているのがわかります。より分かりやすくするために、文字を拡大してみました。

上の画像の冒頭部を800%拡大したものがこの画像です。並びは上の画像と同じです。何がどうしてこうなるのかは、ここでは深く触れないことにします(筆者が不勉強なだけ、ともいう)。

フォントによる挙動の違い

5種類のフォントを標準、ClearType有り、gdi++有りでそれぞれレンダリングさせました。

見慣れた標準状態でのレンダリング。メイリオはClearTypeなしでは目も当てられません。

ClearType有りでのレンダリング。メイリオがマトモに見れるようになりましたが、IPAフォントは変化が見られません。

gdi++有りでのレンダリング。MSゴシックの綺麗さに驚く人もいるかもしれません。IPAフォントもLinux環境下と同等なレンダリングできています。gdi++がフォント本来の美しさを引き出せているといえるでしょう。

まとめ

フォントのレンダリングはWindowsの標準環境下のみを使っていると決して気にすることはないのですが、一度他のOS(MacなりLinuxなり)と比較すると、Windows標準のフォントレンダリングがいかに質が悪いものなのかが実感できると思います。

参考情報

このフォント比較ページで用いた文章は魔法のおなべの冒頭部のものです。

Linux環境は、Vine Linux 4.1をVMwareを用いてWindows上で動作させたものです。Firefox2を用いてレンダリングさせました。

Windows環境はWindows XP HOME SP2です。Opera9を用いてレンダリングさせました。

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